自動売買について学び、日経225先物のシステムトレードで
運用する個人投資家の為のサイト
オシレーター系指標に共通するのは、相場の振れ幅を調べるということです。
具体的には
○前日の終値との比較でどれだけ上下しているか
○当日の高値から安値までの値幅がどれくらいなのか
○始値から終値までの値幅がどれだけあるか
○一定期間の終値の平均からどれだけ離れているか
などなど色々ですがですが、これは指標の考案者がそれぞれ意味があると考えたためです。
オシレーター系指標でわかるのは「相場の勢い」で、勢いに乗るのか、勢いが衰えるのを待つかの
目安として使われることが多いです。
勢いに乗るのであれば順張り、衰えるのを待つのであれば逆張りとなり、必ずしも
オシレーター指標=逆張り指標というわけではありません。
------------------------------------------------------------------------------------------
Volatility Ratio
True RangeとEMAを使ってボラティリティの変動率を計算することにより
相場の転換点を探る指標です。
最初に「真の値幅(True Range)」を計算して、その値を使って指数平滑移動平均(EMA)を求めます。
現在のTrue Rangeを一定期間のTrue RangeのEMAで割ったものがVolatility Ratioとなります。
使い方は、0.3~0.5を上回ったところでのレンジブレイクの買いと、2を超えてからの売りがあります。
このファイルはTrue Range(真の値幅)を求める計算式と、指数平滑移動平均(EMA)の計算式を
エクセル(Excel)ファイルに埋め込んであり、パラメーターを任意に選択できるようにしてあります。
日経225先物のシステムトレード構築、検証などの参考にしていただけるように、Volatility Ratioが設定値到達で
逆張りで売買サインを簡易的に発生させています。
順張り、逆張り、どちらにも使われますが、ここではオシレーター系指標として分類してあります。
会員の方のみダウンロードができます。ログインをしてください。
会員登録がまだの方はこちらから